○ HD取り込み
今までHD取り込みと言うとかなり高価なボードが必要でした。取り込むだけ
であれば、マシンパワーによる力業で取り込めなくもないのですが、基本的に
ボードによるハードウェアエンコードを可能とする製品を通すのが一般的です。
以前までは、かなり高価でしたが、カノープスからHQコーディックでの取り込
みが可能なフルHDキャプチャソフト
HDREC 予定価格 95,000円(税別)
が7月下旬に発売となるようです。
キャプチャ解像度は、
1920×1080
1440×1080 (1920 3/4)
1280×1080 (1920 2/3)
1280×1024
1280×720
960×720 (1280 3/4)
1024×768
800×600
720×576
720×486
720×480
640×480
となっており、取り込みは、映像が、
■ HDMI
1920×1080/59.94,60i
1920×1080/50i
1280×720/59.94,60p
1280×720/50p
720×480/59.94,60p
720×576/50p
720×480/59.94,60i
720×576/50i
640×480/59.94,60p
■ DVI (市販のHDMI-DVI変換ケーブル等を使用してHDMI端子に接続可能)
1280×1024/60p (*)
1024×768/60p
800×600/60p
640×480/60p
■ アナログコンポーネント
1920×1080/59.94i
1920×1080/50i
1280×720/59.94p
1280×720/50p
720×480/59.94p
720×576/50p
720×486/59.94i
720×576/50i
■ Sビデオ、コンポジットビデオ
720×486/59.94i
720×576/50i
■ アナログRGB
1280×1024/60p (*)
1024×768/60p
800×600/60p
640×480/60p
(*) 30pに間引いてキャプチャされます
となっており、サウンドは、LPCMの取り込みとなり、
■ ライン入力、モニタ出力
ステレオ、24bit/48kHz
■ HDMI
LPCM、24bit/32,44.1,48kHz、2〜8ch
となっています。
HDCP
コピーアットワンス
マクロビジョン
ネバーコピー
などのコピーコントロールがかかった映像は利用できなくなっている他、
キャプチャはアップコンバートなどが行われず、映像そのままのサイズで
取り込まれるなど制約があります。
バスがPCI Express x1となっているので、特定の時期以降のマシンに限定
されるのですが、HQのハードウェアエンコードを行いながら取り込むよう
なのでマシンスペックさえ満たせばかなり利便性の高い製品のように思い
ます。
推奨スペックは、メーカー表記によると
| CPU | : | Pentium 4 2.8GHz以上 |
| メモリー | : | 1GB(2GB以上を推奨) |
| HDD | : | SATA 3GB/S 7200rpm
インストールに500MB以上の空き容量 |
となっています。ただ、映像や音声の場合、取り込んで終わりではないので
編集ソフトやコンポジットソフトの推奨環境より強い環境をチョイスしその
上で、このボードを利用すると言うのが賢明な選択かなと思います。
現在、AVCHDもMPEG2_TS記録の製品もフルHD( 1920x1080/60i )の
製品が増えているので、こういった製品の登場は編集環境のコストダウンを
考える上でメリットが多そうですからなかなかいいように思います。
HQが利用できる環境と編集ソフトを揃える必要がありますがHD編集の敷
居が少し低くしてくれるような製品のように思います。
AVCHDに関しては、MPEG4 AVC / H.264のハードウェアエンコーダとア
クセラレーションの効くソフトの組合せが少ないので、エンコード時間が長い
イメージがあり、もう少し待たなければエンコードが長いと言う状況の改善は
無理(マシンの浮動小数点演算やSIMDなどにより速度向上はしています)な
のですが、HD編集環境は以前と比較すると相当敷居が低くなってきたかなと
言う印象を受けます。
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