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2006年1月16日 (月)

○ 光の魔法

陰影は、その対象物の形状に幾つもの表情を与える。

そこにある、ひとつの固有単体は同一のライティングとアングルで

見つめた時に、感じるその印象は、その固有単体のもつ全ての表

情ではなくその一面にしか過ぎない。

1つの立体を把握するのにひとは少くて3つ多くて6つのアングルか

らの情報を必要とする。

そして、それを脳内にて処理し、立体の形状を把握する。

ただ、その立体の形状の把握は出来ても、そのモノも持つ表情を幾

つ引き出せるかは別物である。

光は時に、その形状をより美しく輝かせ、時に光は、その形状の良さ

さえも消し去る。

光量が少い程映える形状も在れば、多い程映える形状も在る。

全てが同じ光の下で同じように耀けるとはかぎらない。

その形状、そしてその固有単体の持つ特性によって映える環境は

違うのだから。

そっれが一番綺麗だとおもえるその場所で、一番映えるその神の

みが知る一点で捕えたその一瞬のその絵こそがその固有単体の

持つ本来の美しさなのかも知れない。

光によって産み出されるその存在の持つ一面。

誰れもが目にするに日常的なものも、光の辺り方で今まで知らな

かったそのモノの一面を知ることが出来るのだから。

知っているつもりで居ても、その一部しかヒトは見ていないのかも

知れない。

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